かつては「精神分裂病」といわれていた病気です。 ただし、以前の言葉のもつイメージのように、「精神が分裂する病気」なのではありません。
幻覚や妄想があったり、人とかかわり合っていく社会生活に支障をきたしたり、自分が病気であることの認識ができなくなったり、といった特徴があります。
発症する年代は10〜30歳代に多く、人生における大きな環境の変化などがきっかけとなる場合がありますが、原因はまだ明らかではありません。
症状は多彩で、別の病気である可能性もあるため、同じ症状が半年以上続いているなど持続性を確認してから「統合失調症」の診断がされます。
治療は外来と入院がありますが、患者さんの苦痛の原因を考慮して決めていきます。
薬物療法としてはさまざまな「抗精神病薬」の中から経過に合わせて種類や量の調整をしていきますので、必ず主治医の判断に従ってください。
また、薬物療法だけではあまり効果はなく、心理カウンセリング・リハビリテーションなどを組み合わせていくことが必要です。
患者さんを支えるご家族は、信頼できる医師と本人と連携し、自分を責めたりせずにゆっくりと病気とつき合っていくことが大切です。
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